夏目友人帳 陸 第11話 最終回

夏目友人帳 陸 第11話 大切なモノ  感想

今回の一件が終わったら。「俺の話しを聞いてもらえますか」。夏目くんの決意。屋敷での書斎探しは続く。名取さんに声をかけてきた祓い人に式と間違われた。とっさに式のナツメグと言われてぷぷってなる先生と柊が面白い。ナツメグ呼び三連発に笑った。書斎の手掛りに日記や写真を探すことに。紅子さんのために植えた楓の木が見える部屋。そこから家族の写真が見つかった。箱崎さんを守るように二匹の龍が見える。名取さんにはぼんやりとしか見えないらしく、夏目くんの力の強さを感じる。孤独な人だったのではないかと感情移入する夏目くん。書斎はなかなか見つからない。柊に素直な気持ちを打ち明ける名取さん。名取さんと柊の関係って簡単に言葉に出来ない特別な信頼感があって凄くいいなと思う。「私がもっと強かったら良かったのに」。とても心に残る言葉。

壁に触れながら歩いていてふと何かの気配に気づいた。壁の途中に突然現れた扉のレリーフのようなもの。そこには龍が!かなりイケボだ。夏目くんが事情を話したがすぐに拒否されてしまった。式の龍が語るかつての箱崎さんの姿。楽しく過ごしていたのかと思いきや、いつも誰かが訪ねてくるのを待っていた。ずっと心待ちにしていた。今頃やって来ても遅い、資料は渡さずに持っていくと言われた。これは何とかしないとダメかと名取さんが思ったのとは逆に、龍に手を差し伸べて優しく話しかける夏目くん。このまま人の手には渡さずに書斎を閉じたままにしておきたいという思い。名取さんは説得しようとするけれど、主の思い出と眠っていたいだけ、という龍の思いを汲むことに。その代わり、いちばんに見つけた褒美に何かが残ったら好きにすればいいと言ってくれた。名取さんはまだ名残惜しそう。龍にその顔を昔見たと言われ、てっきりレイコさんのことだと思ったら男の人だと言われる夏目くん。ここで新たに気になる話しが出てきた。

その時、北側で轟音が。龍は書斎を守るために飛び去って行った。夏目くんたちも駆けつけると北棟が妖の青い炎に包まれている。二匹の龍が書斎を燃やして空に昇ってゆく。その姿をどこかすがすがしいような表情で見送る夏目くん。顔に何かが当たった。名取さんの肩をくいくいするのがかわいい。それは資料の一部の紙片だった。燃えきらずに残った紙片が夏目くんの傍に落ちてきていた。名取さんの小声の「拾え~」が面白い。「夏目のおかげだね」、と言われて柔らかい優しい笑顔になる夏目くん。妖の炎を眺めながら、ついにレイコさんのこと、友人帳のことを名取さんに打ち明けた。今までずっと黙っていたことをここでようやく全て話した。夏目くんの横顔に、名取さんの言葉に、過去の懐かしい場面に、思わず涙が・・・。妖たちとの、友人たちとの、藤原夫妻との大切な思い出。

「そんなあぶないもの、燃やしてしまえばいいのに」。名取さんの一言が心に波紋を落としてゆく。夜の帰り道、龍が言っていたことを思い返す。よく似た面立ちの男性はおそらく祖父・・・。祓い人の式が知っていたということは、その人物は・・・。まるで夏目くんの思考をかき消そうとするかのように声をあげる先生。たぶんきっとわかっているんだろうな。今夜はエビフライだ~。あたたかい居場所、いつもと変わらぬ優しい日常がここにある。夏目くんが全てを話したことで物語に一区切りがついた形になって、これで6期も終わりか~・・・。でも今回の5期、6期の放送で夏目はきっとまたいつかアニメ化される、原作が続く限りアニメも続いていく、と思うことが出来た。また再び会える日を楽しみに待ってます!


          
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