夏目友人帳 陸 第7話

夏目友人帳 陸 第7話 ゴモチの恩人  感想

妖怪たちとレイコさんの交流を描いた過去のささやかなエピソード。ささやかなのにレイコさんの言葉にはいつもいつも心をギュッと掴まれるせつなさがあって涙が・・・。するめいか食べてる先生かわいい。夜、レイコさんと間違えて夏目くんの元にやって来た妖。レイコさんにお礼がいいたいと言う。夏目くんの「お礼参りじゃなくて?」が笑える。ゴモチが語る過去のレイコさんの物語。一人で森にやって来るという話しだけでなんとなく漂う寂しさ。センキとヒャッコの喧嘩に困っていた森の小さな妖たちはレイコさんの力を借りようとする。たくさん出てきてレイコさんの周りに集まってくる小さな妖たちがかわいい。喧嘩の原因は捕われた小さな美しい妖をどちらが嫁にもらうかだった。「私は帰りたいのです」というキブネの言葉にレイコさんの表情が動く。花嫁は自分がもらうと堂々と宣言。凄くレイコさんらしい言い方でちょっと笑ってしまう。妖であろうと困っている者、弱い者を放っておけない。夏目くんにも受け継がれている正義感。こうして二人の妖と勝負をすることに。

センキには木の柿を取る勝負を持ちかけ、小枝を当てて簡単に柿を取って勝ってしまった。さすが。取った柿を差し出すところまでレイコさんらしい。次のヒャッコには栗を集める勝負と先に決められてしまった。これは苦戦しそう。しかしそこはレイコさん。困っているならこの機会にみんなで力を合わせて状況を変えるチャンスだと周囲にいる小さな妖たちに声をかける。確かにその通り、とみんなが手伝いはじめる。人任せにするのではなくもちろん自分も。手を傷つけながら懸命に栗を拾う。もう夜。レイコさんの言葉、凛とした態度、なんだか全てがせつなくて・・・。「帰れなくなることを恐れていない」というゴモチの言葉に夏目くんとの違いが浮き上がる。集まった栗は少なかった。これでは負けるかも。そんな時、小さな妖たちが次々と栗を持って集まってくる。みんなの優しさにじーんとする。帰りたいところがあるなんて素敵だと言う、その言葉の重さ。レイコさんには帰りたい場所がない・・・。その森にももう二度と来ることがなかった、というのがまたレイコさんらしくて。気付けなかったのではなく気付きたくなかった。強さと優しさと、せつない寂しさ。

ゴモチが訪ねて来たのはキブネと祝言をあげることが決まったからだった。妖の結婚式にニャンコ先生と共に参列する夏目くん。たくさんの妖たちが集まったなかに人の子の夏目くんも自然と一緒にいる。美しい光景。あの日のレイコさんがあったからここに夏目くんがいる。「少しだけ誇らしく思った」という言葉に心洗われる。レイコさんのエピソードっていつもそこはかとなく哀しさがあって胸を締め付けられる。前回の杉山さんに続き、ゴモチのCVが保志さんと妖怪役のゲスト声優さんが毎回豪華。そして次回は小野大輔さんですか!?本当に豪華。ぜひアニメで観たいと思っていたエピソードなのでとても嬉しい。


          
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