夏目友人帳 陸 第5話

夏目友人帳 陸 第5話 縛られしもの

やはり涙なしには観られなかった。このエピソード、元式の行動の真意が明かされる場面がせつなすぎて・・・。いきなり外にいる妖に捕えられた夏目くん。先生の力で去っていったけれど。強い恨みを感じさせる言葉が不気味。光がもれている部屋の壁に穴を見つけて、そこから妖が入れろーと言ってくる場面は原作でもコワかった。名取さんの過去回想、ちゃんと出てきた。名取さんと夏目くん、互いに心配に思っている。普通に生きる、夏目くんにとってその言葉の奥深さ。「邪魔するものは許せないな」。名取さんの横顔のいつにないシビアさ。外に二体の妖がいる。それはタクマさんの元式。タイミングわるく何も知らないタクマさんが家に帰ってきて、元式も玄関から一緒に入ってこようとするが夏目くんがすぐに気付いて助かった。マドレーヌもぐもぐしてる先生かわいい。

もう隠しておくことは出来ない。全てを打ち明けることに。名取さんの厳しい意見、決意を感じさせる表情。話し合っている場にお手伝いさん姿の元式が。洗濯物の影にいる描写がいい。夏目くんの真摯な瞳に元式がやっとどうしたらいいのか教えてくれた。解約の儀は妖力の強い夏目くんなら出来るかもしれない。名取さんとの会話はうまく以前のエピソードと重ね合わされている。月子さんの健気さが泣ける。それを見守る元式も。式は名取さんと夏目くんに何も言うなと仕草で伝えるけれど。正直に式の存在と行動の理由を話すのがとても夏目くんらしい。人の想いも妖の想いもどちらも大事で大切にしたいと願う気持ちが表れている。

夏目くんが解約の儀を行うことになった。こうゆう時のニャンコ先生の妖としての立場を表に出しながらも情のような優しさを感じさせるところがとてもいい。解約の儀のために元式に声をかけると恐ろしいことを話しはじめるのだけれど・・・。「きっとまた役に立ってみせるから、またそばにきてもいいでしょう」。子供のような言葉が純粋すぎて悲しすぎて・・・;; 杉山さんの演技も素晴らしい。夏目くんが感じていたようにけして危害を加えるつもりではなかった。最後の願いに反応するところも悲しい。泣いているような瞳の輝きにまた胸を締め付けられる。流れ込んでくる元式たちの記憶。何気ない日常の風景。それが最後だった。解約の儀は無事に終わった。名取さんとタクマさんの会話、まだ名取さんが若い頃のことを思い出す。アニメで追加された、タクマさんが声をかけながら眼鏡をしまう場面も良かった。名取さんと夏目くん、二人での帰り道。夕暮れに互いに助け合っていこうと親しく語った。そのあとで、そのあとだからこそ強く胸に迫る名取さんの言葉。友人帳のことを調べろ、と。夏目くんのことを心配に思っているからこそとわかってはいるけれど、それでも強い口調と横顔によぎる不安。ここは原作で読んだ時も震えたのを思い出す。次回は西村くんと北本くんのエピソードだ!楽しみ。


         
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