夏目友人帳 陸 第4話

夏目友人帳 陸 第4話 違える瞳  感想

原作でとても心に残っているエピソード。5期の8話、名取さんの若い頃の過去回想に出てきたタクマさんの家の話し。原作ではこちらの話しのほうが先だった。冒頭の柱時計から始まり、カーブミラー、建物、水に映る姿、キャラの配置など、絵の見せ方ひとつひとつの描写がとても印象的で美しく、誰がコンテ描いて演出したのだろうと気になった。両方とも同じ女性の方ですね。名取さんが出ている映画を観ている夏目くん。女性客はみんな名取さん目当て。薔薇と一緒にきらきら登場するところに笑ってしまう。ヤモリが他の人達には見えていないことをこうゆう時にハッキリ感じる。「名取さんはたぶん妖怪のことを憎んでいる」。気になるモノローグ。映画のタイトル「きらめき探偵」に笑った。先生の感想がたぶん正解。帰り道に夏目くんが見つけた名取さんの紙人形。名取さんの身を案じて雨に降られながらも見知らぬ町を訪れる夏目くんの優しさ。心配して声をかけてくれた女の人の家で傘を借りることに。先生のくしゃみかわいい。家に入った段階から感じる違和感。最初は誰が妖なのか人なのかわからなくて、それぞれの意図も目的も謎。その緊張感と予想外な展開がこの作品の特徴でもあり面白さのひとつでもある。

屋根の上から聞こえる奇妙な音。夏目くんが屋根に登って確かめると石に顔が!とてもコワい。突然吹いてきた風に飛ばされて落ちる!と思った瞬間、名取さんがヒーロータイミングで助けてくれた。映画と同じく薔薇を背負って華麗な音楽と共に登場・・・と思ったら咳込む名取さんが何回観ても面白い。月子さんが名取さんのことを「周一さん」と呼ぶのがなんだかステキ。名取さんの式と先生のいつものやりとりに和む。月子さんから祓い屋だったタクマさんが見えなくなったこと、奇妙な出来事は妖のせいではないかと思っていることを聞かされて。妖怪の仕業であることを名取さんがハッキリと告げた。友人帳と祓い屋、そこに生まれる矛盾。友人帳を持つことの重さ。妖怪たちとの関わりと、人である祓い屋との関わり。妖と人の狭間で揺れる夏目くんの繊細な思い。

夏目くんが名取さんのことを「友人」とハッキリ言ってくれることがなんだかとても嬉しく思える。友人帳のことを名取さんに話したらどうなるのか・・・。お手伝いさんと思ったのは妖だった。見えていたのは夏目くんと名取さんだけ。妖に襲われる夏目くん。友人帳の夏目だとバレたうえに名取さんに聞かれた?!でも名取さんは聞いていないと言って優しい言葉をかけてくれる。大人の冷静さと寛容さを感じる。夏目くんの「優しいから」のモノローグがまたとても深い重みを持っている。劇伴が夏目では珍しいタイプの曲調。「あの妖怪、見覚えがある気がする」。名取さんの言葉に、月子さんの疑問。タクマさんが従えていた式はどうなったのか。その言葉のすぐあとに名取さんの式たちが出てくるところが。柊の独特の存在感。「約束なんてうかつにするもんじゃありませんね」。夏目くんが思わず口にした一言に真意がこもっているように感じてどきっとする。名取さんの視線にも。元式が災いを呼ぼうとしていると名取さんは言っていたけれど、夏目くんは妖の姿や行動に家への情のようなものを感じ取っている。時計の盤面に映った顔も印象的。いきなり妖の手が伸びてきて夏目くんが捕まった!ここで終わり?!いきなり終了してビックリした。このタイミングで次回とは。次回、自分的に号泣必至なので泣く準備して観よう。


          
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