ASUKA 6月号 裏切りは僕の名前を知っている

ASUKA 6月号 裏切りは僕の名前を知っている Last Story  感想

ついにここで完結となってしまいました・・・。ちょっとまだ信じられない感じだけど。最初に書いておきますがストーリー自体が終わってしまったわけではありません。最後の雰囲気は少年漫画でいうところのまさに「俺たちの戦いはこれからだ!」という感じで。明かされていない部分はそのまま、今回の話しにも今後に続く伏線となるような部分があり、この話しはまだこれから続いていくという予感しかしない!ちなみに最初のページに最終回といったアオリは入っていません。これで第3部の完結ということなので個人的な希望的観測としてはいずれ、いつの日か再び第4部が描かれるのではないかと・・・。いったんここで幕は下りたけれども、またいつか続きが読めたら・・・と心底願っています。最近の作品はいったん終了してしばらくしてから続編が始まったり、本編の補完的なエピソードや後日談などが描かれたり、続いていくものがとても多いので余計にそう思ってしまう。

天白さんはエノクの鍵とソロモンの鍵を朱佐玖に渡して共にインフェルヌスの扉の奥に行ってしまった・・・。天白さん・・・こんなことになるとはつい数か月前まで全く思ってなかったよ・・・。天白さんの真実は冷呀が全て話してくれた。魔王の力を体内に宿し、嘘の記憶を植え付けられ、元老によって意図的に作られた人間の体に悪魔の魔力を持った特別な存在。その力を元老はずっと利用してきた。かなり残酷な話し。11巻の元老や珀幽の発言、冷呀が言っていた人間は信じられない、全て真実と思うな、といった言葉の意味はこうゆうことだったのか。橘さんの表情から察するに彼は知っていたのかな。天白さんを救うという冷呀の決意の重さに二人が親友として過ごした過去が想われる。天白さんは夕月たちを裏切ったことになるのだろうか。生い立ちを思えばむしろ裏切られた側と思えるし、最初に裏切ったと思われていた冷呀は仲間になった。裏切るのは誰なのか、という言葉の深み。珀幽と狼師匠が亡くなっていたことには驚きました。狼師匠、まさかこんな突然に;; 頼れる兄貴キャラで好きだったのに・・・;; 斎悧が行方不明になっていることにも驚いた。ここで今後に続いていくような展開があるとは思ってなかった。髪を切るリアが痛々しくて・・・。斎悧が天白さんの秘密を知っていた、というのも邪眼持ちとしてはそうゆうことになるのか、と。一人とても複雑そうだったのもそんな理由が関係していたのか。狼師匠、斎悧、天白さん・・・今までのことを思い返すとつらい。

それでもルカはちゃんと夕月の傍にいてくれる;; 「俺はおまえを裏切らない」。この言葉がルカの真実なのはずっと変わらない。この言葉、今も櫻井さんのルカの声で聴こえてくるよ。ルゼはどうなるのかな~と思っていたら冷呀と共に夕月たちと一緒にいてくれることになって良かった。マスターが正式に冷呀になったのも本当に良かった。冷呀とルゼの関係好きです。冷呀の命令というのがもの凄く冷呀、というか奏多さんらしい。ルカとルゼが並んだ場面が眼とか口とかそっくりで、やりとりが面白くて和みました。最後にコメディっぽい場面があるとは思ってなかったのでかわいい夕月ともども癒された。髪が短くなったリアもかわいいけど胸が痛む。リア、十瑚、九十九、千紫郎さん、黒刀、愁生、焔椎真、斎悧、ツヴァイルトのみんな大好きです。ルカ、夕月、天白さん、橘さん、藤原先生、ソドム、そして冷呀もルゼも敵キャラまで含めて、全員書ききれないけど本当に裏僕は好きなキャラばっかりで。これで会えなくなるのはあまりにも寂しすぎる。また会えると信じたいです。

コミックス13巻が早くも来月の5月24日に発売予定とのことで、そちらの巻末のあとがきなどで結末に関しての詳細がいろいろわかるかなという気がします。とにかく今は数年先になったとしても続きはいつか読むことが出来るだろうと個人的に思っています。そう信じたいです・・・!最後になりましたが、ここで小田切先生に感謝の言葉を。小田切先生、長期にわたる連載、本当にお疲れ様でした。素晴らしいストーリーとキャラクターたちを世に送り出してくれたことに心から感謝しています。この作品に出会えて本当に良かった。またいつの日かこのキャラたちに出会えることを願っています!


          
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