ASUKA 3月号 裏切りは僕の名前を知っている

ASUKA 3月号 裏切りは僕の名前を知っている Story.61  感想

黄泉の落日の真実が明かされるということで緊張しつつ読みました。いろいろと自分が予想していたのとは違うことばかりで、かなり驚いた。それと同時に冷呀の印象が相当変わった気がする。現時点で明かされたことだけ、しかもストーリー的には次回のほうが重要かもしれない?と思えて、どこまで踏み込んで書いていいものか・・・。そんな感じですがとりあえず今の印象でのネタバレ含む感想です。まだ頭で整理しきれてなくて解釈がおかしい部分もあるかと思いますがご容赦ください。

迦耶子さんを斬ったという前回の夕月の話しがけっこう衝撃的でしたがちゃんとフォローされていて安心した。悲しい話しではあるけれど、そうするしかなかった、そうしたことで迦耶子さん自身は救われたんだなと思えたので。夕月の剣、台詞と以前の描写から察するに、過去のユキも同じことをしていたという過去の行動と繋がる重要な物なのだろう。前回、言及されていなかっただけでルカとルゼが戦っていたこともわかった。一定時間で引いていったというルゼの行動も冷呀との信頼関係を思わせる。そしてここから!外に出た夕月とルカの前に突然、冷呀とルゼが現れて驚きました。こんな直接的に会いに来るとは思わなくて。しかも冷呀ではなく奏多さん?!前回の奏多さんに戻っているような雰囲気からちゃんと繋がっている。「若宮奏多として来た」とハッキリ言っているのもビックリ・・・。前回の予感通り、というか前回と同じく急展開。夜御のことに関係していきなり魔王の召喚という大きな話しが出てきたのも予想外で。十瑚や黒刀たち他のツヴァイルトもやって来て、ここで冷呀自身の口から黄泉の落日の真実が語られる。あの日、何が起きたのか。

黄泉の落日とは言葉のとおり、夜御が亡くなった日だった。自分では冷呀と夜御が惹かれ合っていて、それを周囲には隠していて天白さんだけが知っていたのだと予想していた。恋人を殺されたために冷呀は復讐を決意したのかと・・・。真相は全く違っていた。冷呀ではなく天白さんのほうだった。天白さんと夜御が周囲に反対されている恋人同士だった。5巻、Story.24の冒頭の夜御の表情と言葉、今読み返すと意味がわかる。夜御が身ごもった子供の謎、何故元老がかたくなに反対して殺したのか。これからの天白さんの話しに大きく関係してくるのは間違いない。そして冷呀も夜御のことを好きだったのだろう。ここまで明かされて冷呀の印象がだいぶ大きく変わった。夜御のことを想い続ける凄く純粋な人物に思えてきて・・・。そうなると過去の奏多さんの優しい態度とも違和感がなくなってくる。ラスボス感たっぷりだった元老の態度、ルカと関係してくると思われる魔王の召喚の話しなど、だいぶ一気に今までの伏線と考えられる部分が前に出てきて、ついに最終局面に差し掛かるのかと思うとちょっとどきどきする。

そして最後は天白さん!スザクが冬解さんを倒してすでに天白さんの牢の中にいる展開にビックリした。スザクの力がかなり強いようで気になる。正宗の父親だけでなく、更に別の誰かと繋がっているとか・・・ないかな。天白さんの隠された記憶を取り戻させようとするスザク。作られた記憶ではなく真実の記憶?!ここで次回へ。天白さんて一体何者??一気に天白さんが謎の存在になった。天白さんについては全く予想外だったので本当に驚きました。最後のページに”次回、第3部最終回”と書かれていて、今まで第1部、第2部という表記は特になかったように思うのですが、愁生と焔椎真が関わった事件が全て終わるまでが第1部、鎌倉編から温泉旅行までが第2部、迦耶子さんの事件の始まりとなる部分からが第3部かな?と推測してみたけどどうなのだろう。ちなみに次号はお休み、次回の掲載は5月号です。


関連記事