夏目友人帳 伍 第11話 最終回

夏目友人帳 伍 第11話 儚き者へ  最終回  感想

ヒマをもてあます一つ目の中級妖怪と牛顔の中級妖怪は三ツ岳に咲く短命の花、白霧花を見に行こうと思いつく。相変わらず夏目くんに対する二人の言いようがヒドいのだけど面白い。その頃の夏目くん、期末テストの真っ最中。西村くんや北本くんたちとテストが終わったら遊びに行こうと計画をたてていた。そんな帰り道、中級たちがいきなり現れて、あっという間にかつがれて連れて行かれた~。花を見るために予想以上に険しい山を登ることに。すっかり登山状態。薄着の夏目くんは寒そう。辿り着いた高い崖の上から下をのぞくと小さく可憐な白い花が一面に咲いていた。美しい光景を見ることが出来て喜ぶ夏目くん。しかし、寒さのせいで風邪をひいてしまった。熱を出して寝込む夏目くん。ストーブにやかん、水枕が今はあまり見かけない懐かしい光景に見える。

犬の会に久しぶりの妖怪たちも合わせて大集合。そこにニャンコ先生が現れて夏目くんが風邪をひいて寝込んでいると知らされた。哀れとぼやきつつも責任を感じる中級たち。熱さましの薬草を持っているオオツノという妖怪を訪ねることに。オオツノは機嫌が悪く、倒れた石灯籠を元に戻せたら薬草を渡すと言うのだが。ぜひ我らに~と言っていたのにいざ現場についたら重そうな石灯籠が倒れていて。「ムリ!」の一言に思わず笑った。夏目くんの風邪はまだ治らない。布団に横になり天井を見上げながら子供の頃を思い出す。確かに子供の頃は天井の木の節目がコワかった。夏目くんが見たのは本気でコワい本物も紛れていた。塔子さんの卵酒、美味しそう。中級たちはせっせと石灯籠を積み上げて直していた。いろいろ言いながらも夏目くんのために薬を手に入れようと奮闘。言葉とは裏腹に二人とも健気に頑張っている。

夏目くんが登校すると、ちょびさんやヒノエが制服姿で現れてビックリ。そしてまさかニャンコ先生が本当に先生になってメガネ姿を拝めるとは思わなかった!夏目くんの想像が笑える。そんな時、校庭にレイコさんの姿が。追いかけてゆくと1話に登場した小さな妖が。あの時と同じようにスッとレイコさんの姿が重なって、そのまま妖に引かれてレイコさんの姿だけが離れてゆく演出が凄くいい。「ひとりでいれば守らなくていいでしょ」。レイコさん・・・。全ては夏目くんの見た夢だった。中級たちが熱さましの薬を持ってきてくれた。また言いようがヒドいんだけど心配しているのもちゃんと伝わってくる。熱さましの薬が効いたのか?夏目くんの体調は良くなってきた。

お見舞いに来てくれた田沼くん。渡されたお守りは多軌さんの発案。二人で話している場面、田沼くんの言葉が沁みる。田沼くんやっぱりカッコイイ。いつも優しくて誠実で、夏目くんの力になろうとしてくれる。夏目くんが隠すことなく素直にレイコさんのことを話すのもとても良かった。頼りになる友人がいて本当に良かったと思う。二人の絆があたたかい。犬の会では熱さましが人間には効かないことがわかったけれど。夏目くんが風邪をひいて子供の頃に見た妖もコワい妖ではなかった。小さく、儚き者。いろいろなことを背負い込んでも気付かないよりはずっといい。中級たちは夏目くんのために白霧花を摘んでいる。そこに夏目くんが。もうすっかり元気になった。「ありがとう」。夏目くんの頭上に降りそそぐ白い花。美しい光景に眼を奪われる。中級の最後の言葉が深く胸に沁みいって、ちょっと泣きそうになった。静かに優しくあたたかく、ささやかなエピソードで終わるところが本当に夏目らしい。今期もどの話しもとても良かった。そして、第6期放送決定おめでとうございます!特別編を入れて全12話は少ないなぁ、もっと観たいなぁと思っていたので嬉しい。今回放送されたエピソードを考えると分割2クールで構想されていたのかなという気もする。陸ではどんなエピソードが観られるのか。今からとても楽しみ!


          
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