黒執事の記事

黒執事 Book of Circus 第10話 最終回

黒執事 Book of Circus 第10話 最終回  感想

もう観る前から泣く用意はしてた・・・。ジョーカーたちの過去回想、幸せなひと時が
確かに過去にはあった。ジョーカーの優しい表情、柔らかな笑顔。並んだ二人の手。
冒頭から泣ける・・・。そこから無慈悲にシネマティックレコードに続いていくのが
余計に。軽い雰囲気で現れるロナルド。明暗のバランス絶妙。死神にとっては
人の死など形式的な作業に過ぎない。彼らの瞳、独特の冷やかさ。デスサイズを
構えたウィルの決めポーズがカッコ良かった。

燃えさかる屋敷に到着したドール。炎の中からセバスが現れる場面、悪魔の力で
炎を切り開くように歩いてくるエフェクトがいい。驚愕するドールに平然と冷静に
答える、セバスの紅い悪魔の瞳。契約印がくっきりと輝くシエルの瞳。ジョーカー
たちの過去を交えて、こうして映像で見せられると激しく胸に迫るものがある。
ドールも全てを奪われた。ジョーカーがあまりにいいお兄さん過ぎて;;;ナイフを
抜いて向かってくるドールを見つめるシエルの無表情。何も映していない眼。
「セバスチャン」とただ名前を呼ぶだけで全てが終わっていく・・・。葬儀屋の台詞、
重みがあって凄くいい。遺髪入れもちゃんと出てきた。グレイとフィップスの
Wチャールズも登場。二人の声、とても合ってると思う。

夜が明けて、一人残されたスネーク。彼らを探しながらサーカスから去っていく。
後ろ姿の寂しさ。スネークのこのあとのこと、読んだ当時は思いつきもしなかった。
駅で果物売りの少女が「旦那様」と当然のようにセバスに声をかける場面、こうゆう
ちょっとしたところでシエルとセバスの関係、シエルの存在の特異さを思わせる。
19世紀末という時代を感じる汽車の旅。汽車のなかで二人が交わす会話、とても
好きな場面。「傲慢ですね」、という一言に対するシエルの返答。遠くを見つめる
眼差しで語るシエル。子供たちがマザーグースを歌いながら通り過ぎていく。
丘を越えた彼方にあったのは・・・。

青空の下に広がる廃墟。ジョーカーとビーストが座っていた木のベンチもすでに
朽ちていた。茫然とするシエル。彼らの思いの先には何もなかった。シエルの
自虐のこもった哄笑と、これが人間なんだという叫び。飛ばされていく黒いリボン。
サーカスの団員たちが一人一人登場して、ドールを迎えて空に消えていく。
涙なくして観られない・・・。まるで映画のような素晴らしいエンディング。
最後のセバスチャンの言葉は原作を読んだ当時、とても深く心に残った。

自分の文章力では感想をうまく言葉に出来なくてもどかしい。こうしてアニメ化
されたことでまた原作を読み返し、あらためてサーカス編の素晴らしさを感じることが
出来た。久しぶりに黒執事の原点に帰れたような気がする。原作に忠実にアニメ化
されて本当に良かったと、今はその思いでいっぱい。
続く Book of Murder にも期待したい。


黒執事 Book of Murder  公式サイト



          

黒執事 Book of Circus 第9話

黒執事 Book of Circus 第9話  感想

ダガーとビーストを待っていたバルド。登場シーンがカッコイイ。身軽に攻撃をかわす。
使用人たちの連携が良い。ソロモン・グランディやガチョウなどマザーグースからの
引用がここにも。ドアに仕掛けた呼び鈴から侵入者の位置を把握し、指示を出すバルド。
フィニもメイリンも普段からは想像できない顔つき。冷静なメイリンもカッコイイ。バルドは
特に変化はないように見えて、やはりいつものバルドとは違う。余裕の口調と落ち着き。
侵入者を追い詰め確実に仕留める。使用人たちの容赦ない本当の姿、普段との落差が
魅力的なのだと思う。厨房での攻防。ダガーのあっけない最期。そしてビーストも。
最後にジョーカーに会うことも叶わず、報われずに終わる彼女の悲しさもまた
サーカス編の登場人物らしい。

ここでグレルが!原作にはなかった、ビーストの魂を回収する場面。愚痴からの激しい
驚きは何かと思ったら、そこか!シネマティックレコードに映るセバスチャンを見て
ひとり大興奮するグレルがとてもステキでした。ふっとシリアスなことを口にするのも
いいなぁ。ジョーカーの嘆きに「いつだって世界は誰にも優しくない」、と言うシエル。
原作でとても印象深く心に残っている場面。そして最後にもう一人の黒幕、先生登場。
まるで変わらぬ調子で喋り続ける異様さ。ジョーカーは何も知らなかった・・・。
加害者であり犠牲者、どうしようもない悲しさを抱えたキャラクターだなとあらためて
感じる。

少女を引き摺ってきてナイフを取り出す描写が怖ろしい。自身の過去の体験が眼前に
蘇り、足がすくみ恐怖に叫ぶ。そんなシエルの手を取り囁くセバスチャン。この時の
表情!なんて魅惑的な美しさ。命令はすみやかに。シエルの「燃やせ」の静かな一言も
「命令だ!」と強く叫ぶのも、何とも言い難い感覚に包まれる。血に濡れた手袋を外し
燭台に手をかざすセバスも美しい。主人の命じるがまま、全て炎に包まれて燃えていく。

もう次回で最後だなんて・・・。でも本当にこの話数分でちょうど良かったんだな。
次回予告のセバスの台詞もとても黒執事らしい。悲劇も残酷も無慈悲も包み隠さず
ありのまま。サーカス編は本当にいろいろな意味で凄いストーリーだ。



          

黒執事 Book of Circus 第8話

黒執事 Book of Circus 第8話  感想

いきなりグレルでビックリした。懐かしい初登場時の黒髪にメガネ姿。謹慎明けで
異様にハイテンションなサトクリフ先輩をロナルドと一緒にアニメで観られて嬉しい。
あの素晴らしい高笑い、さすが福山さん!

5年前のあの日。ケルヴィン男爵の過去回想。シエルパパ、アニメでもお美しい!
睫毛長いな~。泣きぼくろもステキ。子供のシエルかわいい。パパの後ろにすぐ
隠れるのかわいい。扉を開けた時の場面もほぼ原作通り。ちゃんと葬儀屋もいる。
シエルパパとディーデリヒ待ってた!原作を読んで、この3pに激しく興奮したのは
今でも忘れられない。二人が話しているところ何度も巻き戻して観てしまった。
ディーディリヒは誰が演じるのかと思っていましたが、浜田さん凄くぴったりです。
シエルパパがいつもニッコリ無害に微笑んでみせるのが、こんな善人そうに笑って
みせるのが、またたまらない。二人で立ち去ってゆく後ろ姿。濃く長い睫毛、なんて
魅惑的な横顔。シエルもこんな麗しい大人になるのかと思うと・・・。美しい棘を
纏った悪の華、か。本当に何度も書くけど美しいなぁ。

さらっと登場してくる先生。捨てられた行き場のない子供たちがサーカスの団員に
変わっていったのがよくわかる描写。若い頃のジョーカー、原作と違い服装が
別デザインで髪も短い。男爵のあの場面は出さないかなと思ったけど、全て原作
そのままだった。重くダークな部分をきちんと描いてこそ伝わるサーカス編の神髄。
ケルヴィンの頭を踏みつけて冷たく見下ろすシエル。ジョーカーの必死の言葉に、
シエルだからこそ言える重みと迫力のある言葉。キャストさんの演技が素晴らしい。

団員たちが本邸に。血を流しても立ち上がってくるフィニ。首の後ろに刻まれた数字。
使用人たちの本当の姿が明らかになっていくところは驚きの連続だった。ジャンボを
倒し、ピーターとウェンディも追い詰めていく。突然撃たれるウェンディ。屋上に並ぶ
ライフル。次はメイリンの出番。次々とライフルを手にして撃ちまくるメイリンの凄まじさ。
物音に目覚めたエリザベス、扉の前に立つタナカさんの背後には銃弾を浴びて
倒れたピーターが・・・。

予告の台詞、セバスチャンとタナカさんステキコラボ。もう早くも終わりが近づいて
いるのかと思うと、本当に早い・・・。ここまで書くのに何回も観直してしまって全然
進まなかった;



          

黒執事 Book of Circus 第7話

黒執事 Book of Circus 第7話  感想

「お父様 ただ今帰りました」。いきなりもうここから始まってぞくっとした。
ケルヴィン男爵の声、どんな感じかと思っていたらわりとニュートラルなような。
異様な姿は原作で初めて見た時、かなりのインパクトで怖ろしかった。
ジョーカーが仕度をしながら口ずさむ笛吹の息子トム。宮野さんの囁くような
歌声、もの悲しさがあってステキだ。原作の訳を見ると歌詞がとても意味深く、
今後の展開を示唆していて・・・。顔にピエロのメイクを施すのも本心を隠して
いるように見えてどこかせつない。

ウェンディ姉さんの声、キャラにぴったり。坊ちゃんは屋敷で静養してだいぶ
良くなった。アグニの影に隠れながらのソーマの指摘に眉を寄せるセバス。
アグニの口パクで話すのが妙に合っているのも、急いで逃げたあとにひょいっと
顔をのぞかせて「絶対だぞ!」と言うのも微笑ましくて少し笑ってしまう。
ソーマとアグニの存在が重くなり過ぎない、いいバランスを取っているように思う。
原作と同じ美味しそうなディナーのメニュー。「はい あーん」でセバスが坊ちゃんを
ぞわぞわさせるところ面白くて好きだ。冷まそうとフーフーしてる時のあの顔(笑)。
わかっていてあえてやっているセバスがいいんだな~。その頃、本邸では
エリザベス襲来で使用人たちが大変なことに。タナカさんかわいすぎるモフモフ
してる。

お仕度する坊ちゃん。この細部の丁寧さは何回観ても良いものです。ソーマの
扱いもだいぶわかってきた。ソーマの横を二人でもの凄い速さで通り過ぎて
行くのが笑える。男爵邸の屋根の上のウィル。連絡に伝書鳩を使っているとか、
死神の世界はいろいろ面白い。屋敷を横切る黒い影。あっという間にセバスと
シエルもケルヴィン男爵邸に到着。扉が開いて、出迎えるジョーカー。人形が
動いて蝋燭の灯りをともす原作にはない演出が良い。ホールに飾られた不気味な
人形たちはハンス・ベルメールの作品を思わせる。「難儀やなぁスマイル」。
ジョーカーの声と表情、それに対するシエルの返答、なんとも言い難い複雑な
哀しさを感じる。

用意された晩餐のテーブルにつくシエル。現れたケルヴィン男爵。余興として
子供たちの死のサーカスが眼前で繰り広げられる。ナイフを投げた瞬間、
シエルの声が。寸前で止めるセバス。ジョーカーが顔を覆っている描写が
追加されている。「もうやめた」。動くシエル。懐から拳銃を取り出した瞬間、
三人が同時に動く。原作の見開きページが素晴らしい場面。ジョーカーを
見るセバスの勝ち誇ったような笑みがとてもいい。誘拐された子供たちの
居場所、地下へ向かう。扉を開くとそこは・・・三年前のあの日、あの場所が
再現されていた。ジョーカーたちが捕えた少女の姿も。シエルの手が激しく
震える。蘇る悪夢。

今回は原作だと7巻の30、31話にあたる部分。次回は過去エピソードか。
個人的にあのキャラたちの登場がとても楽しみであるのと同時に、もうここまで
きたら男爵の凄惨な過去などもそのまま描かれるのだろうなと思う。



          

黒執事 Book of Circus 第6話

黒執事 Book of Circus 第6話  感想

悪夢にうなされるシエル。シエルがセバスチャンと出会うきっかけとなった過去の事件。
サーカス編でとても意味を持ってくる大事な部分。悪魔の黒い手がシエルの手を取り
しっかり握りしめるのが印象的。調査に向かおうとするセバスの前に立ちふさがるウィル。
デスサイズの避け方が凄い。シエルが眠るテントに切っ先が向かうと避けずに直接
手で受け止めた。流れる血を気にも留めずなめる仕草もどこか甘美。

過去回想のマダムとシエル。ここもシエルが何を考えて行動しているのか、その理由を
知るうえでとても大事な部分。そして葬儀のあと、セバスとシエルの墓地での会話。
原作3巻の13話。「命令だ。お前だけは僕を裏切るな。僕の傍を離れるな・・・絶対に!」
この場面、黒執事のなかでいちばん好きといってもいいくらい。シエルの覚悟と決意に
跪き、忠誠を誓う悪魔。何とも美しくあやうい。強さと同時に儚い脆さもあわせ持つ
シエルと、忠実で強力な駒だが時として危険で狡猾な悪魔の執事。この一連のシーン、
再び観ることが出来て良かった。目覚めて「今さら」とつぶやくシエルも良い。今さら
過ぎた過去を振り返ってどうなる、という一言に思えた。

ジョーカーとビースト、どこまでも悲しい二人・・・。ジョーカーの優しさが余計につらい。
そしてすかさず現れるセバス。若い頃のジョーカーとビーストの一瞬の回想場面に
ちょっと驚いた。これは初めて父さんの裏の仕事をした時のことなのだろうか。
ビーストを言葉巧みに誘惑するセバス。甘い囁き。まさに悪魔の本領発揮。靴下を
脱がせる優雅な手つき。もう少しごまかすのかと思っていたら原作通りだった。
翌朝、もうここでの用事は終了。セバスに簡単に抱えあげられてテントを出てゆく
シエル。待ち受けていたウィルを見るセバスの表情が良い。

屋敷に戻るとソーマとアグニが元気に出迎え。弱っている坊ちゃん。やっと帰って
来れたという安堵感。セバスチャンの執事としての美学。悪魔にあるのは美学のみ
と語られていたのも3巻の13話だった。シエルの体を丁寧に拭いてあげるセバス。
かいがいしく坊ちゃんのお世話をするところに魅力を感じる。さらっと出てくる
ケルヴィン男爵という名前。一瞬の幼い坊ちゃん。ああこれ!これから観られるの
かと思うと興奮する。仕度を整えドアを開けると、バーンン!ドアの前で仁王立ちの
アグニ。後ろにはソーマ。我慢できずに声を荒げたアグニに、「え?」と眉を寄せ
怪訝な表情のセバス。アグニの真摯で真面目な意見。主に使える執事としての
美学に思わずセバスも眼を丸くしてビックリ顔。すっかり病人として看病される
ことになった坊ちゃん。セバスがゆっくり額に手をかざすところいいなぁ。

その頃、サーカス団では消えたブラックとスマイル、スーツをめぐり、動くことを
余儀なくされる。責任を感じるビースト。ジョーカー、父さんの屋敷に向かっている。
そして屋敷の屋根にはウィルが。「すべては明日」。シエルが着ていた上着の
ポケットからドールにもらったキャンディを取り出すセバス。それを燃え盛る炎に・・・。
次回、もう男爵の登場か!展開知っていても緊張する~。


※左メニュー(PCの場合)のカテゴリー、黒執事を上から7番目の以前よりも目立つ
 位置に移動しました。



          



黒執事 Book of Circus 第5話

黒執事 Book of Circus 第5話  感想

公演前の慌ただしさ。ひ弱な坊ちゃんかわいい。気付いたらソバカスが消えていて
早速テントの調査へ。でもそう上手くは運ばなかった。急きょセバスチャンが出演する
ことに。まず先にスネークのテントのヘビを縛る作業。大量の毒ヘビがウゴウゴしてる。
「御一人で大丈夫なのですか?」。このシエルを気遣う一言は原作にはない台詞。
セバスのビックリ顔、貴重だ。正面には仏頂面のウィル。二人で空中ブランコに挑戦。
断固拒否するウィル。「手が腐ります」とか笑える。それでもセバスがデスサイズを
強引に掴んで喝采を浴びる華麗なショーに。

シエルがテントに入り込んで調べている最中に近づいてくるビースト。展開知っていても
緊張する。一瞬早く戻って来たセバスに救われた。衣装箱の中で妖しく光るセバスの瞳。
ダークな雰囲気いいよいいよ。テントで見つけた写真。指輪の刻印にも気付いた。
時間が迫るなか、ジョーカーのテントの調査を強行するシエル。「イエス マイロード」。
含みのある表情。見つけた手紙に自分の名前が書かれているのを見て驚愕するシエル。
命令通りにヘビを開放してニヤッと笑みを浮かべるセバスチャン。全てわかったうえで
楽しんでいる顔。

公演が終わった。慌てて戻ろうとしたシエルの前に毒ヘビ、そしてドールが。
ドールに見つかった瞬間、原作ではちょうど6巻の終わりで、どうなるの!?と思って
読んでいたのが懐かしい。もうここで捕まるのかと思っていた。ドールがスネークに
ヘビを返すと、ヘビがスネークに何かを告げているような描写がちゃんとある。
シエルを逃がしてくれるドール。原作を読んでいた時はソバカスがドールだとは
全く気付かなくてかなり驚いた。坊ちゃんの名演技。ドールの優しさを見せられると
せつなくなる。もうここらへんからシエルが咳をしている。本当の姿も思いも隠して
嘘をつき続けなければならない・・・。

セバスに抗議するためにテントへ。「それが何か」。あの冷酷な表情いいなぁ。
咎められても「光栄です」とニッコリ。デスサイズで私有地を主張してくるウィルも良い。
震えて咳をする坊ちゃん、ついに倒れてしまった。ほんの一瞬の回想でも久しぶりに
マダム・レッドの声が聴けて嬉しかった。隣にはエリザベスと1期に登場したメイドも。
スネークの一人三役、凄い。ジョーカーの眼つきが鋭くなるとドキリとする。父さんの
狙いはあのターゲット、その時はオレらで、など後の展開に繋がる台詞が追加されてる。
過労から数年ぶりの喘息。原作と違うのはベッドで休んでいるシエルの傍にドールが
いなくて、代わりに先生がいるところくらいかな。シエルが指でセバスの手のひらに
文字を書いて伝えると、小さな手に忠誠を誓うポーズで「イエス マイロード」と書く
ところステキ。坊ちゃんの命令を受けて外に出ると、すかさず飛んできたデスサイズ。
避ける動作のなめらかさ。革靴に手袋にストライプのパジャマ。ウィルのこの姿、好き。

30分があっという間。台詞の細かい言い回しや展開に合わせた補足的な追加だけで
ほぼ全て原作通り。1期の中盤以降と2期がオリジナルだったことを思うと、原作に
忠実に描かれているのが新鮮に感じる。予告のスネークの台詞が、ちょっとセバスに
もてあそばれてる感じで(特に中の人が)かわいかった。


※本日発売のアニメディア9月号、枢先生のインタビューが掲載されています。



          

黒執事 Book of Circus 第4話

黒執事 Book of Circus 第4話  感想

「父さんから本番用のキャンディが足りないと連絡があった」。ジョーカーの
意味深な言葉が追加。クズとかアレとかグレルへの扱いが相変わらずヒドい。
ウィルとセバス、この二人の互いの腹の探り合いのような嫌味なやりとり、
笑えるところもあって原作でもとても好きな場面。悪魔の紅い瞳と鋭い牙。
手袋を脱いで契約印を見せる仕草も良い。ウィルがデスサイズを伸ばして
セバスのシルクハットを一瞬で飛ばすところ、セバスがキレイだ。ゆらゆらと
落ちてくる帽子をサッと手に取る仕草も。クズで下品な死神としてたびたび
バックに登場してくるグレル(笑)。「メガネではありません。スーツです」チャッ。
メガネ音付きで決め台詞きた~。

重い荷物運びにヨレヨレになっているシエル。部屋割り発表~。「ブラックの
ルームメイトはスーツな」。二人同時にピシィピシィとヒビが入るのが原作
そのままで笑える。ソバカスの台詞が増やされてて、やだちょっと泣ける;;
ウィルがデスサイズ回す時の効果音凄いな。線を引いて私の私有地って言う
ところやっぱり笑ってしまう。夜、テントを抜け出す一軍メンバー。化粧をしている
ドール。ジョーカーの冷たく鋭い表情。直立不動の姿勢でベッドに横たわって
いるセバス。私の管轄外、の一言で月夜に浮かぶロナルドの姿が。オリジナル
と原作の場面が、追加された台詞でうまく繋がっている。

貧しい少女がサーカスに連れていかれるアニメオリジナルのシーン。案内役の
ジョーカーがいい。ファンタジックな夢の世界。「丘を越えたむこう」。凄く意味を
持ってくる言葉。駆けつけた警官たちが次々とクマさんの姿で始末されていく。
ドールがためらう場面に彼女の今後がうかがえて・・・。画面が上昇すると建物の
上にはロナウドが。シエルの言葉通りに行動する、というセバスチャンの態度が
また面白い。「スマァイル」ってあの言い方。サーカスのまかないでも給仕を
しているセバス。ソバカスに振り回されるシエル。背中の烙印を見られたあと、
ひとり馬車の影で震えて。「坊ちゃんらしくもない」。アニメのセバスチャンは
本当に小野さんの声の魅力と説得力をつくづく感じる。立ち直った坊ちゃんも
カッコイイよ~。

今回はサーカスのメンバーたちの謎、原作の彼らを補完するようなオリジナルが
あって興味深い回でした。



          

黒執事 Book of Circus 第3話

黒執事 Book of Circus 第3話  感想

スネークのあの独特の喋り方を寺島さんがどんなふうに演じるのか興味深く
思っていましたが、おお~!とても自然にスネークだった。本当にどのキャラも
ぴったりなキャスティング。「坊ちゃんにひとつお願いが」。ニヤッと悪い顔で
微笑んだセバスの表情!ステキ過ぎて一時停止で堪能しました。タウンハウスに
戻るとソーマとアグニがお出迎え。セバスの紹介が辛辣で笑える。ああ懐かしの
カレー回。ソーマのうっとうしい感じも懐かしい~。シエルの言葉を訂正するセバス。
悪魔がしっかり教育係になっているのも黒執事の面白いところ。「あなたのゲーム」
という言葉の重み。犬に例えたあと、すぐさま「失礼しました」と返すところが
ちょっと笑える。追加されている台詞がかなりいい感じ。セバスが良い笑顔で
笑う時は何かたくらんでる時。

ページボーイは小間使い的な意味だろうか。ここでフィニの名を名乗るところも
面白い。早速、入団テスト。ナイフ投げ、セバスが小石をナイフに当てて軌道を
変えるという悪魔技で全て命中。ジョーカーとダガーがキレイに声を揃えて
「うそォ!?」と言うとこ笑ってしまう。次は綱渡り。ここでドールが喋った。
またもセバスが影で大活躍。手荒な手助けが日頃のうっぷんを晴らしている
みたいで、ジョーカーの後ろで肩震わせて笑っているのが何度観ても面白くて。
そしてシエルのとびっきりの笑顔きた~。セバス笑い過ぎw この場面は原作で
も楽しかった。スマイルと名付けられてしまうオチまでいい。

シエルに右目のことを聞き、一瞬シリアスな顔になるジョーカー。笛吹の息子トム
の音色に合わせてさり気なく一軍メンバー紹介。スネークだけは幼馴染ではない。
あとあとまで繋がってくる設定かと思うと細かい。サーカス団員たちの練習風景、
あのキャラの姿もチラッとだけ見えてる。想像よりもずっと規模の大きなサーカスで
団員の数も多い。シエルとセバスが一緒にストレッチしてるところかわいいな。
ダガーの言葉に、セバスがここぞとばかりに次々と華麗に芸を披露してゆくのが
アニメならではの見せ場。涼しい顔と優雅な動作で火の輪くぐりしてるのとか(笑)

もう一人の大型新人、スーツ登場!セバスを見るなりシャキーンとデスサイズを
伸ばして威嚇してくるところがステキ。死神の紹介でマダムレッドとグレルが。
懐かしすぎる。今振り返ってもマダムレッドのエピソード、グレルとセバスの戦いは
原作もアニメも本当に素晴らしかった。ウィルも杉山さんの声も含めて、とても
好きなキャラ。グレルが喜びそうなスーツの色がヒドい(笑) ウィルがダガーに
頭ポンポンされるところ最高~!

30分過ぎるのが早い。笑える場面が多くて何度も巻き戻して観てしまった。
ED、順に脱ぎ捨てられてる服と二つのリングを指先で拾うところにグッとくる。
予告の台詞にもグレルが登場して嬉しかった。こうして1話からサーカス編を
観ていると、前半はかなりギャグ場面多かったなとあらためて思う。それだけに
後半のダークさがより際立っていたのかも。次回はオリジナル場面があるかな。


黒執事 Book of Circus  公式サイト



          

黒執事 Book of Circus 第2話

黒執事 Book of Circus 第2話  感想

お屋敷をあとにしてロンドンに向かうシエルとセバスチャン。「僕の留守の間、家を
頼むぞ」。使用人たちに声をかけるのが後の展開を思うと特別な一言に聞こえる。
サブタイトルバックが幻想的で美しい。アバーラインさん、お久しぶり。また元気な
姿を見られて嬉しい。握らされたコインがモップに変わっているのが面白かった。
坊ちゃんカッコイイな~ほわああ。葬儀屋の店も久しぶりだ。極上の笑いを求める、
あの手の動き。そして絶対に中を覗くな、からの早送り(笑)。いい声でサラッと
嫌味を口にするセバスチャンもステキ。「魂は一人ひとつ」。大事な言葉になって
いく一言。葬儀屋とファントムハイヴ家との関係を思わせる。

テントをくぐり、ノアの方舟サーカスへ。ジョーカーにどうにも胸騒ぎ。結末を知って
いるから感じる緊張感? 火吹き男の炎から始まるのが象徴的な感じがする。
シエルのシリアスな口調からの展開にわかっていても笑ってしまう。セバスの
燕尾服の裾がなめらかにスルっと囲いを越えてゆく描写が良い。セバスチャン、
魅惑のトラに出会う。みんなのギャグ顔かわいい。「あ」。まさに文字通りの
オレサマオマエマルカジリ。ビーストの鞭を掴み、振り返ったセバスが美しい。
そしてまた頭の上からガブッ。トラと戯れたセバスが凄いキラキラしてる。
坊ちゃんをイラッとさせる満足顔。そこに声をかけてきたジョーカー。この口調、
聴いているうちに不思議と馴染んでくる。

CMにウケすぎた。二人ともK出てるもんね。「きんきゅうばっとお~」ってw
緊急がアドリブなのかそうじゃないのか気になるな。そういえば以前、小野さんと
福山さんのセバス、グレルコンビでもやってたな~。あの時はセバスチャン抜刀
してた。甘噛みの図がかわいい。先生、つい窺うような目線で観てしまう。
ダガーをあっさりスルーしてセバスに怒りを向けるビースト。棚に部品のように
並んでいる陶器製と説明された手足。台詞はほとんど原作通り。ビーストの
脚の刻印、ここではまだ見せなかった。鞭を難なく避け、ダガーのナイフも
宙返りから全て華麗に受け止めてみせるセバス。この場面、CMでも流れて
いたけど、コマ送りで観るとほぼ一コマずつ動いている。派手な動きではなく
少ない動作でより優雅に見えている感じ。

ビーストの鞭を止めて振り返ったジョーカーの一瞬の表情。鋭い眼差し。
一転してすぐに花を咲かせて場を和ませた。馬車のなかのシエルが二度も
くしゃみをするのがかわいい。セバスがフッと微笑んだ時の口元のアップ、
いいなぁ。テントの外に出た瞬間にはもうコート姿。連なるテントの奥に進み、
柵をフワッと軽く跳ねるような動作だけで飛び越えるところとか、人間では
出来ない動きを見せられるのもセバスチャンの魅力。さらに探ろうとした
ところでスネークに止められ、次回へ。

EDの映像、シエルをそっと闇に沈めて。優しく抱きしめたと思ったら悪魔の瞳
をしているところが!美しくも深い。次回は早くもあのキャラが登場か~。
セバスとのやりとりがどんなふうに描かれるのか楽しみ。


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黒執事 Book of Circus 第1話

黒執事 Book of Circus 第1話  感想

4年ぶりのアニメ化!本当に黒執事帰って来たんだ~;;みんなの声が懐かしい。
第1話は枢先生の脚本ということで、最初から最後まで安心して観れました。原作
2巻の第5話をもとに、1巻やアニメ1期の1話を思わせる場面が組み合わされた感じの
ストーリーだった。初見の人への紹介と再会の人へのお久しぶりの挨拶のような。
懐かしさを感じる場面がたくさん。冒頭のシエルがセバスチャンを喚び出すところ、
ちゃんと黒いハイヒールのブーツだった。この足元が初めて出てきた当時、悪魔の
本体(?)がどんな姿なのかとても気になっていました。今でも気になる。

原作と同じく In the morning で始まる。執事の朝は早い。忙しいなかにも、黒猫を
撫でて餌をあげることも忘れない。まだ眠っている坊ちゃんの部屋のカーテンを
開けてモーニングティーを淹れ、坊ちゃんを起こして新聞を渡し、服を着替えさせる。
この一連の流れ、アニメでも何度も観てきた。もはや様式美と思える黒執事の世界。
靴下留めを着けてあげるところが良い。メイリン、フィニ、バルド、そしてタナカさん。
みんないつも通りで楽しい。アニメ2期では使用人たちがあまり出てこなかったけど、
サーカス編では彼らの活躍が観られる!

夕食の前に甘いスイーツを食べたがる、シエルの子供らしいところも好き。ケーキは
無しだけど、ちゃんとホットチョコレートを用意しているセバス。食器を選び、シルバーを
磨き、美しいテーブルセッティングに美味な料理。久しぶりにアニメでキラっキラしてる
セバスチャン観れて嬉しいよ~。その合間に使用人たちのミスをフォローして回る
ところも変わらない。ラウも久しぶり。ビジネスの客を迎えての会食。シャンパンタワー
美しい。そこにお約束のメイリン。崩れるー!と思った瞬間、フッと微笑むセバス。
魅惑的な瞳。踊るような優雅さでグラスを受け止め、最後はワインの瓶で前菜の皿も
受け止めた。

殺し屋を送り込み、シエルの命を狙う客。狙撃は成功したと思っただけで・・・。
ケーキのなかに弾丸が。殺し屋たちは一足お先に悪魔のおもてなしを受けていた。
巻き戻していくところ面白かった。扉を開けるたびに花やキジを持っていたのは
おもてなしの収穫でした。籠を背負っていたのは栗だったのか。それでマロンの。
火炎放射器でにこやかに焼き払って栗がはじけてるところ笑った。紅く不穏に輝く
悪魔の瞳、以前と変わらぬステキさ。

ラウが女王からの手紙を持ってきた。白づくめの青年二人、ここでチラッと登場。
そしてノアの方舟サーカス!最後に流れたOP、部屋の中を移動しているような
不思議な絵がサーカス編らしい。At Midnight。シエルがセバスチャンに眠るまで
傍にいてくれと言う場面も最初の頃を思い出して懐かしかった。悪魔の夜は長い。
蝋燭を吹き消して、そっと囁く。「おやすみなさいませ。坊ちゃん」。目覚めれば、
サーカスの悪夢が幕を開ける!



アニメ「黒執事」新シリーズ公式サイト