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ゲーム 「学園K -Wonderful School Days- V Edition」 プレイ感想

学園K -Wonderful School Days- V Edition



PS VITA 「学園K -Wonderful School Days- V Edition」 プレイ感想

今さらながらPS VITA版の学園Kをプレイした感想です。買ったのは通常版。PSPで発売された当時から気になっていたのだけど今になってようやくプレイ出来た。グラフィックは立ち絵もスチルもキレイで柔らかめの薄い色調は個人的に好みです。システムはクイックセーブなど通常備わっている機能は揃っていて動作も軽く、ごく普通な感じ。Kの世界を学園に移して乙女ゲームって、凄い企画だな~と当初は思ったけれど、実際にやってみると学生という設定以外はアニメの彼らそのままで、性格が改変されているわけでもなく違和感なく楽しめた。特にキャラ同士の会話はアニメそのままで、主人公との会話よりもむしろキャラ同士のやりとりが楽しい!学園なのに帯刀していたり、先生たちや部活動、生徒会の仕事などツッコミどころは山ほどあるのだけれど、あまり気にはならなかった。Gファンで連載していたコミック版の「学園K」を読んでいたので慣れていたせいもあるかも。イベントがブツ切れ状態だというレビューを事前に読んでいたのでこちらに関してもそれほど気にはならなかった。それでも夏祭りやクリスマスなど、キャラのルートによってはこれから始まる~という場面で突然終わって次の学園の場面に移ったりしているのはさすがにもったいない感じが。せめてもうちょっと状況を描写して欲しいと思ったところが何度かあった。全体的に糖度は薄めですがKのキャラとして考えたらこれくらいの描写がほど良くちょうどいいと感じた。キャラを壊さない範囲で、そのキャラらしい恋愛が描かれている感じ。

最初に誰を攻略するか?? 迷った結果、まずいちばんは白銀部のクロが基本かな?と思ってクロに。そのあとは猿比古、尊さん、宗像さん、草薙さん、という順番で攻略しました。十束さんと八田ちゃんはこれから。白銀部はシロ、クロ、ネコの会話がアニメの雰囲気そのままで賑やかに和やか。クロはどこまでも真面目でちょっとズレててかわいい感じがした。猿比古は最初から最後までブレなく見事に猿比古で良かった。攻略した5人の中でV Editionの追加シナリオがいちばん甘いのは猿比古かな~と思った。尊さんはゲームでもやはり「ああ」とか「おう」とか一言だけの返答が多く言葉は少ないけど男らしいしカッコ良かった。逆に宗像さんは部活や生徒会の説明など台詞が多い。何考えてるのかわからない、ちょっとコワい感じがそのまんま宗像さんだった。こうゆう恋愛になるのか~という感じでした。猿比古と一緒にあんこを前にしてたじろぐ姿もちゃんとあって面白かった。草薙さんはとにかく大人!アニメのままの年齢で良かったんじゃないか?と思うくらいに。高校生の主人公が大人の恋愛を体験するようなルートだった。といっても過度な表現は全くない・・・と思っていたら最後のスチルがああ。草薙さんはこれくらい全然OKです。もっと踏み込んでほしかったくらい。十束さんは立ち絵が美人で口調も甘く優しくビバ王子様な感じで攻略楽しみ~。八田ちゃんは主人公に対して赤くなってばかりでかわいい。どんな恋愛になるのかこちらも楽しみ。

各部活のEDもみました。女子部ED、すぐに終わってしまったけど出来ればみんなで料理しているスチルとか見たかった。アンナ先生がとてもかわいいのでエプロン姿見たかった。もっと台詞聴きたかった。青部EDは期待通りの秋山さんEDといっていい流れで秋山先輩といっぱい話せて声たくさん聴けて幸せでした!秋山先輩、真面目で優しくてステキです。口調が変わると急に男らしくなってドキッとする。もう他キャラと同じ扱いの攻略キャラだったら良かったのに~。赤部EDは赤VS青な抗争メインで、こちらはこちらで全く雰囲気が違って楽しかった。みんな生き生きしててもっと派手にやってくれ!と思ったくらい。

主人公との恋愛はそれぞれに違和感なく自然な感じで良かったけれど、やはり自分には全体通して赤部と青部の対立やいつも楽しそうな白銀部など、キャラ同士のやりとりが楽しかった。こうゆうゲームをプレイすると他作品でも乙女ゲー出してくれないかな~って妄想が湧いてきます。設定変えても変えなくてもいろいろ出来るんじゃないかな?って気がして。最近はゲームアプリばかりやっていて、ひさびさに手に取ったゲームソフトだったので新鮮さもあった。最近また久しぶりにアプリではなくフルボイスの乙女ゲーをやりたいという気持ちになってきているので近いうちにまた別のゲームに挑戦したい。


          

小説「K -ALL CHARACTERS-」

K-ALL CHARACTERS-


「K -ALL CHARACTERS-」  感想

イベントで販売されたあとアニメイトで販売されているGoRAさん発行の短編集「全員K K -ALL CHARACTERS-」の感想です(追記:10月下旬よりamazonでも取り扱いが始まっています) 。しばらく前に読み終わっていたのにずっと書けなくて今頃になってしまった。ちなみに買ったのは6月末頃で書籍コーナーではなくKのグッズ売り場にグッズと一緒に置いてありました。最初に全員Kと紹介されていた通り、メインキャラからサブキャラまで様々な場面に登場したKのキャラクターたちの合計52本の短編が収められている。1945年のドイツから始まりアニメ2期終了後の2014年の4月まで年代順に、ひとり2pで各キャラの短編がずらっと掲載されています。1本に数人が出てくる話しもあるので登場キャラは52人よりも多い。ひとり2pといっても文字の大きさがそれぞれに違うため、短いストーリーもあればわりと長めなものもあり。白銀、赤、青、のメインキャラのストーリーから吠舞羅、セプター4のメンバーはもちろん、アニメのサブキャラから、これは誰??と名前を見ただけではわからないキャラまで勢揃いしていて凄い。読みながら、あっこれは小説版に出ていた人か!とようやく気付いたり。矢俣と玉五郎はどこに登場していたキャラか最初ホントわからなかった。

ちょっとした小ネタのような話し、後日談的な話しから、ここでそれを明かすの?!と驚くような話しまで多種多様に揃っている。特に比水流や十束さんはダモクレスダウンの日、迦具都事件当日のことが書かれていてビックリした。比水流などはまだあまり詳細が明かされていない部分がるので余計に。家族のこととかこの本で初めて知った。同じく驚いたのが尊さん。1期、10話のあの場面!まさかここに今になってあの時の心情とかが出てくるとは思いもよらず・・・。八田も母親の再婚が決まった時の話しというのがかなり意外だった。楠原くんの話しも「K SIDE:BLUE」では特に接点がなかった猿比古とのエピソードでうわああと思った。予想外なものを見てしまった気分。そう考えるとたくさんの予想外が詰まっている本かもしれない。千歳の過去の話しにも本気で驚いた。まさかこんな過去があったとは。この本のために生まれたエピソードなのか、以前からそうゆう設定だったのかはもちろんわからないけれど、とにかくビックリした。出羽さんの話しも吠舞羅での役割や味の趣味がかなり意外だったし、エリックと藤島の話しは面白かった。個人的に吠舞羅の人達の話しに印象的なものが多かった感じ。セプター4だと布施くんの話しがカッコ良かったうえにオチが笑えた。あと伏見仁希と奥さんの木佐さんの話しにはぐっときた。何がどうと説明するのは難しいけど短い話しなのにこの夫婦の関係が凝縮されたような雰囲気があって。独立した話しだけでなく、キャラ同士で話しが繋がっている短編があるのも面白い。そして最後が2期のBD最終巻の特典掌編にも掲載されたある少年、稗田透の話しで終わっているのがとても印象深い。彼がいなければKは始まらなかったといってもいいくらい重要な、ラストを飾るにふさわしい人物。数多くの登場人物の様々な物語に触れて、またアニメを観返したり小説を読み返したりしたいな~という思いが自然と湧いてくる。Kの世界観、キャラ同士の繋がりの奥深さをあらためて感じた一冊でした。

※小説「K 赤の王国」 8月31日発売予定です


          

K 近日発売のアニメ雑誌など

明日発売のアニメ雑誌、K関連で気になるものがあったので2冊だけですが載せてみました。両方とも過去に雑誌掲載された描き下ろしイラストを集めたものです。アニメージュSweetってまだ2冊しか出てないと思うけど以前も凄くステキな猿比古と美咲の表紙だった覚えが。確か中学の制服姿で。それと対になるイメージの今回の表紙なのかと思うと、ちょっと感慨深いものがあります。2期終わったとたんにこんな優しい穏やかな雰囲気になっちゃって!もう!

あとマンガ雑誌も。Gファンタジー 2月号、「学園K」は最終回です。ARIA 3月号、「K‐ドリーム・オブ・グリーン‐」は第4話。紫のエピソードです。


アニメージュSweet vol.2 2016年 03 月号 [雑誌]: Animege(アニメージュ) 増刊




PASH! ILLUSTRATION FILE 2016




Gファンタジー 2016年 02月号




ARIA(アリア) 2016年 03 月号 [雑誌]

K RETURN OF KINGS 第13話

K RETURN OF KINGS 第13話 Kings  感想

ついに最終回を迎えてしまった。早かったな~;; 地下を駆け抜けるシロとネコ。jungleの小さな秘密基地を通り過ぎる。視界に入るちゃぶ台。並ぶ五つのお皿。ここにも自分たちの日常と同じ光景がある。ちゃぶ台が大事な伏線に・・・。ついに比水流と石盤の元に辿り着いた。シロと流。クロと紫。作戦に備えて配置場所につく吠舞羅。アンナは美咲を信じて待つ。地上はセプター4の活躍でだいぶ収束してきている。開いたゲートを見つめる宗像さん。下に降りて行くのかと思っていた。善条さんがふと気づくと磐さんの姿が無い。

対峙するシロと流。ネコと流は迦具都事件をきっかけに異能を手に入れ運命を狂わされた同じ境遇の二人。小説「K SIDE:BLACK&WHITE」の挿絵からのカット。小説の発売からもう2年以上たつことを思うと懐かしい。流の台詞だけではハッキリわからないけど、流はネコと直接会ったことがあるわけではなく自分と同じ境遇の人物がいることに気付いていたという感じかな。緑と青の瞳に白い髪。同じ力、同じ境遇を象徴するように姿も同じ。ネコを引き合いに石盤の力を賛美する流。流の問いにシロではなくネコが答えをだした。自分たちが本当に求めているものは何なのか。壮大な夢ではない、ささやかな幸福。石盤ではなく小さなちゃぶ台を選択する。それがシロとネコの答え。力を解放するシロと流。空に現れた二つのダモクレスの剣。それが合図。アンナも力を解き放ち、炎に包まれる。その姿を見つめる宗像さんの眼には、アンナを守るように立つ尊さんの姿が。宗像さんがフッと微笑んでからの「燃やせ」「燃やせ」「燃やせ」、尊さんとアンナの声が重なるところに震えた。みんなで炎を繋いで地上から地下まで炎を届かせた。「道が出来たよ」とシロ。道?空を見上げれば上空にはダモクレスの剣が。「ダモクレスダウンで石盤を破壊する」。予想外の大胆な作戦に驚いた。そうきたか!

紫とクロの剣戟は続く。クロの体に白銀の力が溢れる。迷いの消えたクロの鋭い一閃に動くことが出来ない紫。劇場版からの二人の戦いにもついに決着が。紫が負けた。クロの剣に美しさを見た。「野に山に 色は違えど 三輪の種」。一言様の句ではなくクロの詠んだ句。クロは紫を斬ることなくシロの元へ向かった。紫は一言様を深く尊敬していたんだなとあらためて感じる。

石盤とダモクレスの剣は互いのみを消滅させる。凄い理論。自らヴァイスマン偏差を上昇させるシロ。白銀の剣にひびが入り、落下を始める。止めようと迫る流。二つの力がぶつかり合う。宗像さん、草薙さんの眼前を通り過ぎて地下に落下してゆく剣。ネコが、クロが、倒れたシロをかばって流を退ける。流の脳裏によぎるちゃぶ台を囲んで過ごした日々。白銀のダモクレスの剣が石盤に突き刺さった!立ち昇る白い光の柱。光に呑み込まれるように上空の剣が消えてゆく。宗像さんの制御出来なかった力も消えた。淡島さんが宗像さんを殴ったのは面白かった。なんで善条さんだけを連れて行ったのか、なぜ斬られることを最初から想定するのか、言いたいことはいろいろあっただろう。1期の淡島さんからは想像できない逞しさと成長を感じた。それを見つめる善条さんの安堵したような優しい微笑み。

流の心臓は消えた。黒い髪に白い肌。元の姿に戻った。「残念です。でも、満足です」。倒れる流。安らかな横顔・・・。やはり来たか、磐さん・・・。どこか遠くに感慨深い思いを馳せるような今までの台詞が思い出される。流を抱きかかえたまま笑顔を見せて炎に包まれる姿がせつない;; 最期の言葉は「元気でな」だったのだろうか。シロ、クロ、ネコ、吠舞羅のみんなも地下から退避。地上の宗像さんの元に道反に連れられて猿比古も戻って来た。石盤が消滅したことでシロの力も尽きかけている。元は見ず知らずの少年の体。ここでシロともお別れなのか・・・目を覚ましたのはもうシロではなく、知らない少年だった・・・。jungleの終わりを象徴するように、地下深くに花束をたむける紫、そしてスクナ。ここでもうEDロールが~。ED、再びHOMRAにやって来て無事に終わったことを祝っているような宗像さん。もう一つのグラスを持った手は・・・。紫とスクナとコトサカにもまた新しい日常が。猿比古と美咲が中学時代を思わせるようにコーラを手に!二人でかけあっているのがかわいい。アンナとスクナが出会っている場面にも驚いた。時間足りない、全然足りない!エピローグをもっとちゃんと見せてくれ!!という思いでいっぱいになる。アンナを囲む吠舞羅と宗像さんを囲むセプター4。以前と同じ日々が戻って来たことを感じて安堵する。

学園島は学園祭の準備。1期と同じ場面が再び。あの時と同じ平和な時間が同じように流れてゆく。ネコは学園の生徒に。一緒に転入してきた先生とは・・・。寮の部屋で一緒に食卓を囲むのは元のヴァイスマンの姿に戻ったシロ!良かった、またいなくならなくて。すぐに戻って来てくれて良かった。2期はシロ、クロ、ネコが揃って平和に終わって良かった。流と磐さんは悲しいけれど、あの二人ももしかしたら生存している可能性があるような・・。2期もまた続く形で終わるのかなと想像していただけに、石盤の破壊で物語にひとつの決着がついて終わったのは予想外だった。といっても王たちの力はどうなったのか、わからないこともいろいろあり、これから小説で語られることになるのだろうなぁ。その後のそれぞれのエピソードもぜひ知りたい!と思っていたらBD、DVDの最終巻に赤のクラン、青のクランのその後のエピソードが短い時間ながら収録されるそうで!願わくばあと1話分は観たかった、というのが正直な気持ちですがこのまま終わったら絶対足りないと思っていただけに楽しみ。Kはこれで終わりではなく、これからも小説などでまだまだ続いていくのだろう。再び彼らに会えるのをこれからも楽しみに待っています!!



          

K RETURN OF KINGS 第12話

K RETURN OF KINGS 第12話 Knuckle bump  感想

飛行船には美咲の姿が!宗像さんがHOMRAに来ていたあの時。気配を感じて隠れる美咲。出てきた宗像さんはすぐに美咲に気付いた。前回の流と会話していた時の猿比古の台詞から、緑に入ったのはもしかしたら最初から作戦??と少し感じていた。本当に事前に宗像さんから指示された作戦でした。ビックリ。8話の宗像さんと猿比古のやりとりは演技だったのか~。どうりで宗像さんらしくない態度だった。ただ猿比古のほうは完全に演技というよりも日頃のうっぷんをこの機会に一緒にぶちまけていたような。冷静に語る宗像さん、ステキだなぁ。美咲の気持ちを煽るように、よどみなくとうとうと紡がれる言葉。宗像さんとしては伏見くんを守るためにも美咲が猿比古を助けてくれたら、という思惑も当然あってのことだろう。宗像さんの言葉巧みさ、美咲ではとても敵わない。宗像さんは猿比古と美咲に自身と周防を重ねて見ているような・・・。

飛行船での白銀と赤の作戦会議。年長者らしく場を仕切る草薙さん。シロを立てつつ協力する、献身的ともいえる態度はやはりアンナがいてこそなのだろう。一人一人に赤いビー玉を手渡すアンナ。美咲の気持ちに草薙さんもアンナも気付いている。「ミサキを信じてる」。アンナに全幅の信頼を寄せられて美咲が奮起しないはずはない。飛行船から真っ先に飛び出してゆく。青の王と灰色の王の戦いは以前と同じく宗像さんの劣勢。灰色の王が作り出す霧の中で翻弄される。止めることは難しいのかと思われた時、「ちょっと待ったー!」元気なアンディの声が。隊員たちが次々と駆けつけてきた。宗像さんを守るように並び立つ隊員たち。彼らの凛とした姿にうたれる。宗像さんが作ったセプター4はここまで成長した。秋山、弁財、加茂、アンディ、それぞれの台詞がみんな凄くいい!彼らは青の王の元に集った青のクラン、第四分室のほうが形式上の仮の姿。ホント、カッコイイなぁ。光輝き立ち昇る青の力。「総員、抜刀!」。何回観てもいいものだ。攻撃を弾き返しながら進む宗像さん。力強く踏み出し、青い閃光が磐舟に迫る。あっけなく倒れた磐さんに驚いた。ここで退場なのか・・・。霧は晴れ青空に。これで宗像さんは二人の王を手にかけたことに。すぐに異変に気付く淡島さん。もう宗像さん自身では制御できない。あの日の悪夢が脳裏をよぎる。淡島さんは善条さんも含めて全員に離れるように指示。この状況はきっとシロが、今度こそ救ってくれる。そう信じよう。

地上のセプター4に続き、地下を着実に占拠してゆく吠舞羅。草薙さんカッコイイ。猿比古はスクナとの戦いで窮地に。美咲が必ず助けに来てくれるって信じてた。聴こえてきた美咲の声に猿比古は嬉しそう。猿比古を守り、スクナの攻撃をはじく美咲。戦うよりもまず猿比古を担いで逃げる姿にうわああってなり、二人のやりとりに更にうわああってなった;; 猿比古の表情、美咲の男らしさ!!こんなに弱っている猿比古を初めて見たせいなのか、二人の会話に思わず目頭が熱い;; 追いかけてくるスクナ。二人の息の合ったコンビネーションで応戦。連携して戦うのはいつ以来だろう。小説の場面がいろいろよぎる。赤のクランズマン八田美咲と青のクランズマン伏見猿比古。やっと互いに互いの立場を同等に認め合った。久しぶりの共闘は懐かしさと変わらない絆を二人に再確認させる。美咲のパンチに吹っ飛ばされてスクナは穴から落下していった。戦い終わって交わした言葉は。猿比古がついにデレた!ついにようやく、わかるように話すと言ってくれた。美咲の笑顔と猿比古の微笑み。良かった、ホント良かったよ;; あの頃とは確かに違う。そして今までとも違う。新たな絆をこれから築いてゆく。そんな空気を二人の間に感じた。猿比古を案じながらも自らの王を守るため去ってゆく美咲。猿比古の元に迫る緑のクランズマンたち。これはマズい展開だなと思ったら、意外な人物が救出に現れた。平坂道反。宗像さんの根回しの良さ、さすが。

流の元に向かうシロたちの前に立ちふさがる紫。ここはクロが一人で迎え討つ。それぞれに決着の時が迫る!次回、もう最後かーー。1期のようなことにはならないだろうと思っているけど・・・一抹の不安も感じて最後まで安心できない。そして石盤が本当に破壊されて物語が決着を迎えることになるのかどうかも非常に気になる。最後まで心して観よう。



          

K RETURN OF KINGS 第11話

K RETURN OF KINGS 第11話 Kali-yuga  感想

「ろくでもねぇ」。猿比古の小さなつぶやきが熱狂から冷めた現実に引き戻す。緑の王と三人のクランズマンが喜んで見ている光景は空虚で独りよがりな実態のない夢のようで。そのあとにやってくる未来で彼らがそれぞれに何をしたいのかもよくわからない。その実感のなさこそが緑のクランらしさなのかもしれない・・・。みんなの頭の上にダモクレスの剣が出たら、とちょっと想像してしまった。人々は次々と異能に目覚め、学園島も大混乱。総理の場面はデリバリーコントかと思ったw 

ヨミトゲート?? jungleの人達集めてたら余計に場所がよくわかるのでは。やはり石盤の近くにいると力が増幅されるんだな。磐さんが過去の改変を口にした時点で流は真意を察していた。迦具都事件を無かったことには出来ない。亡くなった人も流の心臓も元には戻せない。磐さんの台詞、以前と同じく妙にフラグっぽく聞こえて大丈夫かなぁという気分になる。宗像さんと善条さん、きたー!! 光の柱、15分30秒も出てたのか。二人だけで乗り込んでくるとかカッコイイな。善条さんの仕事は露払いではない。共に来た理由も目的もひとつだけ・・・。室長ではなく今はただの王。2期で宗像礼司個人になる時はくるだろうか。ぐるーっと回り込んで引くカメラの動き凄い。

セプター4は待機中も情報収集。布施、弁財、秋山。モニターに映った室長と善条さんの姿にそれまで冷静だった淡島さんもようやく決意を固めた。辞職してでも室長に仕える、と。代わってセプター4の指揮を任されたのは秋山。動じることなくすぐに「わかりました」と頷いて。秋山の指揮代行としての最初の命令は、緑のクランの本拠地に赴き事態の鎮静をはかること。秋山カッコイイ!!何回観てもカッコイイ!!ちょっと涙でそうになった。それくらいこの場面の秋山がカッコ良くて、さすが特務隊をまとめる存在だけあるとあらためて感じたし、彼がNo.4として組織の実働を担っていることも強く感じた。微笑む弁財。みんなも嬉しそう。淡島さんに「あなたはもう民間人なんですから」とサーベル渡す弁財さんもホントカッコイイよ。自分的に周防VS宗像に続く2期の名場面がまた増えた。

全ての弾丸を無効化する宗像さん。背後からはプラズマ弾が狙う。銃のデザイン細かい。2期はモニターの映像をはじめ小物などのデザインがしっかり作られている印象。プラズマ弾を弾き返す善条さん。激しい力強さと落ち着いた佇まい。善条さんにもちゃんと見せ場があって嬉しい。「さて、あとは」。宗像さん、今地下で何が起きているか感じているのだろうか。内側からしか開かないゲートを開けるのは・・・。手が出てきた瞬間、猿比古だと思った!タップしようとしたら流の声が。コトサカの姿を借りて猿比古に話しかける流。この二人のやりとりもいいなぁ。流の勧誘に、「なら答えは決まってる」。ためらうこともなく、事も無げにボタン押下。「お断りだ」。猿比古もカッコイイ!!即座にドアが開いてスクナが。二人の会話聴きながら待機してたのかと思うとちょっと面白い。猿比古の横顔の作画とてもイケメン。

ゲートは開いた、と同時に灰色の王が宗像さんの前に。善条さんとは顔なじみか。短い会話だけで過去にいろいろあっただろうと思わずにいられない。灰色のダモクレスの剣が出現。再び霧に包まれる。宗像さんがサーベルに手を掛けた瞬間、凄い勢いで空から飛行船が!シロもきた!劇場版からの宗像さんのダモクレスの剣、青に赤色が交じっているのが何とも・・・。再びそれぞれの王が集い、いよいよクライマックス!今まで対戦した相手と決着をつける展開か。猿比古と美咲はやはり共闘きますね。宗像さんとシロ、それぞれの決着も気になる。どうなるのか心配もありつつ、いろいろ楽しみだ~!



          

K RETURN OF KINGS 第10話

K RETURN OF KINGS 第10話 Keystone  感想

遅くなりましたが10話の感想です。jungleの秘密基地の石盤。子供らしいスクナの言い分に躊躇なく言い返す猿比古。かなり気が合わなそうな二人。そこに紫の鉄拳が落とされた。スクナが強いと言われても今までの活躍を見ているせいか、どうしても猿比古のほうが強いように思えてしまう。他とは全く違う緑のクランの雰囲気を目の当たりにする猿比古。その頃、淡島さんに総理から冷たい宣告。完全にjungle側の人になって1期の時とまるで態度違う。今までよっぽど気に食わなかったんだな。あの時の台詞をそのまま返された。宗像さんは戸籍科第四分室室長を解任。セプター4は待機で空中分解状態。不安をあらわにする隊員たち。アンディ、秋山、弁財~。静かに退室する善条さん。ドアの取っ手がちょっと気になる。

宗像さんの解任は吠舞羅にも伝わっている。世界が緑に染まる、か。八田ちゃんは猿比古のことを考えずにはいられない。シロの研究が完成した。アンナは「石盤を破壊する」とハッキリ口にした。やっぱり破壊か・・・。「赤の王の宿命が破壊なら、私は大事な人達を傷つける運命を破壊する」。同じ破壊でも尊さんとは違う形で破壊の力を使う。次代の赤の王、アンナの決意が明確になった。ここまでアンナが語るのは本当に初めてだな。アンナと草薙さんの距離感、二人の関係がとてもいなぁと思う。そこにドアベルが鳴る音。訪ねてきたのは宗像さん。アンナが呼んだのか。宗像さんがバーHOMRAにいる。この場所で尊さんと同じようにタバコを吸う。その光景がそれだけでとても感慨深い。BLUE SPARKS 1期の時と同じタバコ。今度は草薙さんが火をつけてあげるというのも何か象徴的。アンナと宗像さんがカウンターに並んで座っている姿が、もう凄い貴重な感じがしてたまらん。ここの三人で話している場面すごく好きだ。石盤を破壊する意思を伝えるアンナ。でも宗像さんには宗像さんの考えがある。王同士、それぞれに思惑があり考えがあり相容れない部分がある。落ち着いて語る宗像さん。あくまでも青の王として秩序を目指す。アンナの大人びた表情と口調。今度は宗像さんが赤の王に諫められる立場に。「あなたはミコトとは違う」。この一言がかつての記憶を鮮やかに蘇らせる。

1話の場面がまたがっつり出てくるとは思わなかった。台詞を補完したロングバージョンのような。力をぶつけあうことで言葉を交わす、十束さんの台詞がホント、二人の王の関係をよく表している。尊さんと宗像さんのやりとりが「K R:B」を彷彿とさせる。あの小説で交わした言葉、あのバトル場面をアニメ化したみたいで嬉しい。本当に二人とも楽しそうで・・・。愚かだと思っていたのに、気付けば自身もまたその愚かな道を歩もうとしている。草薙さんの言葉にもアンナの呼びかけにも何も答えずに去ってゆく宗像さんの後ろ姿。

クロとネコはシロを信じている。「一緒に帰る」。大事な約束。シロが二人に渡した白銀のクランの徴。コインみたいな物かな。クロが考えたクランの名前は、白米党!思わず笑った。白銀のクランらしい。クロに頼んだのをちょっと後悔しているシロもかわいい。ネコは自分の過去を知りたくないみたいだけど、これはクライマックスに関係してきそうだな。まずはjungleの本拠地の場所を見つけることから。突然、苦しみ出すシロとアンナ。ついに石盤が覚醒。世界は変革へ。EDのビルの場面、このビルが1話にも登場していたことにようやく気付いた。宗像さんの決意。「らしくねぇな、宗像」。そこに響く尊さんの声!!宗像さんの魂に語りかけるような声。「全くだよ」。この場面!反目し合っていたように見えても二人の王の間には確かな絆があった。その思いは今も変わらずに。

気付けばもうクライマックス突入じゃないか~。本当に始まってしまうとあっという間。緑と、白銀と赤と青。それぞれの王とクランはどこに向かうのか・・・。



          

K RETURN OF KINGS 第9話

K RETURN OF KINGS 第9話 Kids room  感想

セプター4の牢。懐かしい場所。劇場版で猿比古に捕まった道反が久しぶりの登場。なんか道反て正直で素直だな。目的はお金、ハッキリ言ったところで扉が開いた。保釈じゃなくて脱獄でした。まだ半信半疑な状態の道反。いきなり一か月後の表示にビックリした。もう一か月過ぎたなんて・・・。買物途中のクロ、相変わらずjungleのミッションで追われている。街では異能事件が多発。石盤が現実に力を発揮しはじめている。jungleの思惑通りに。流も緑のクランズマンたちも嬉しそう。やっぱり不思議な雰囲気のクランだな~。流の髪は力を開放していた時と同じで白いまま。服は黒に変わってる。石盤を手に入れたから以前よりも力を使えている状態なのか。jungleは着実に支配を拡大している。噂のニューフェイス、伏見猿比古さん。流は猿比古の活躍が純粋に楽しそう。対照的にスクナはいかにも面白くなさそう。ここらへんは普通に子供だ。窓の外は真っ暗でまだ部屋の場所は謎。

シロは猛勉強中。受験生のように。石盤対策、思っていたよりもずっとゆっくり。草薙さんが持ち帰って来た資料、ちゃんと役にたってる。クロ―ディア姉さんの研究もちゃんと生かされている。何を言っているのかわからない何やら凄く難しい理論の計画を考えているらしい。図を見ると石盤に穴を開けるようにも思えるけど、石盤の力を抑えるのか、あるいは石盤の破壊か・・・。さすがに破壊は無いかなぁ。でもアンナが言いかけていたことと繋がってくる部分だと思うんだよな。クロは食事を作る係としてネコは何を?いやいるだけでいいんですよねネコだから。

パーティーに潜入する草薙さんと淡島さん。草薙さん、この髪型だと別人みたい。普段も正装もどちらも変わらずイケメン。そして猿比古の姿も・・・。jungleのパーティーには各界著名人が勢揃い。総理もいた。たった一か月でよくここまで大きい組織になったな。紫がCEOって思わず笑ってしまった。草薙さんたちはタンマツを奪って参加者リストを手に入れた。エレベーター内の戦闘カッコイイ!欲を言えばPVなどで事前に観ないほうが良かったかも。何も知らないほうがインパクト強い場面だっただろう。このまま上手く逃げられる、と思ったところでタンマツに見慣れたナイフが!ミッション達成を告げる声。緑の光に浮かび上がる猿比古。道反も一緒だった。

都心の地下。紫に案内されて来た猿比古。jungleのJランカーとしてもう幹部入り、もう仲間。意外とあっさり、というか紫は別に気にもしていない感じ。紫は猿比古が道反を使っていたことに気付いていた。セプター4に勤めていたからお金は持っているよね。草薙さんから話しを聞いて激怒する美咲。宗像さんも報告を受けていた。ついに善条さんが正式に呼ばれた!いきなり鋭い一刀で蜂を両断。宗像さん、楽しそうな表情。jungleの幹部部屋では”ようこそふしみくん”歓迎パーティー開催中。寿司か、猿比古の嫌いなものばっかりな気が。すっかり機嫌を損ねているスクナ。自分を越える記録を出したから気に食わないのか。ここらへんが綻びの原因にもなりそう。流は子供がそのまま大人になったような人だ。猿比古がロスモワで緑の王に戦いを挑んだエピソードが思い出される。緑の王がどんな人物か純粋に興味があったのも事実だろうし、「ゲームでしょう」も言葉通りだろう。猿比古の本当の思惑がどこにあるのかはまだわからない。ようやく部屋がどうなっていたのかが明かされた。最初に出てきた時から奇妙な空間だと思っていたけど、広大な地下に置かれたセットのような部屋だった。ここは作戦会議室みたいなもので住んでるわけでもなかったのか。石盤も部屋の前に置かれていた。どうでもいいけど寒そうだな。

なにか全体的にツッコミどころが多かったような9話。RETURN OF SARUHIKO とか思ってしまった。シロたちは石盤をどうやって取り戻すのか、緑のクランはどうなるのか。もう9話ってことはあと残すところ4話だけかな?早い。とにかく最後までみんなの無事を祈るばかり・・・。次回は宗像さんがバーにくるのか~。その場面がとても楽しみだ。



          

K RETURN OF KINGS 第8話

K RETURN OF KINGS 第8話 Kaput  感想

冒頭の既視感にぎょっとした。かつての尊さんの悪夢の中の風景と全く同じ。立っているのは尊さんではなく若き日の灰色の王。十四年前の迦具都事件。最初から磐舟の過去、その時に発見した子供の流が緑の王の力に目覚めて親代わりになる、といった経緯が明かされて驚いた。緑のダモクレスの剣、振り子がついてるデザインが流の能力を表現している感じで良い。灰色の王、鳳聖悟。磐舟天鶏と名前まで変えていた。灰色は絶対守護の力。霧のサンクトゥム。勝利を確信する流。EDに登場する銃は流の武器だと思っていた。装飾デザイン本当に細かい。弾丸を弾き返すシロ。この場面は最初にPVで観た当時、とても印象的だった。灰色の王、強い。王になってからの経験の分、宗像さんよりも実力は上か。霧の中から飛んでくる弾丸。宗像さんの後ろ姿が10頭身くらいありそうだ。灰色のクランはカテドラル。黄金の王に次ぐ勢力を持っていた。いろいろなことが次々と明かされてゆく。迦具都事件は当時の赤、青、灰色、そして黄金、無色も止めようとしていたはずで、白銀以外の王が揃っていたことになるのか。前回は宗像さんと流、今回は宗像さんと灰色の王のやりとりが見どころのひとつですね。磐舟、もとい鳳はかつて抱いた理想に裏切られて絶望と諦観にとらわれ、流の考えにこそ希望があるとすっかり緑に染まってしまった感じ。対してあくまでも理想を語る宗像さん。青の王だからこそ。挫折ならもうすでに自身の力でどうにも変えようのない悲劇を痛いほど味わったよね・・・。弾丸の力を受け止めているうちに、ついに天狼星が折れた!揺らめき傷つく上空の青の剣。

ヘリで運び出される石盤。ずいぶんあっさりと奪われたなぁ・・・。伏見がかけといた保険も効かなかったというわけか。秋山さん報告ありがとう。石盤は奪われたけどそれほどの悲壮感や切迫感はなく、みんなわりと落ち着いている。落ち込んでいるシロを励ますようなアンナの言葉。まだ手段はある。吠舞羅のみんなが次々と喋ってくれて凄く嬉しい。この場にごく自然に猿比古が現れたのは意外だった。いつものように美咲にケンカを売りにきたのかと思ったら・・・。「その通りだ。俺もガッカリだよ」。言い返さずに独り言のような本音。個人的にそのあとの台詞、「やっと面白くなるかもしれないぜ。俺を追っかけて来いよ」と美咲に言って笑うのがとても印象的で心に残った。この台詞の意味するところが今後の猿比古の行動と深く繋がっているんだろう。

宗像さん包帯姿。宗像さんに対してハッキリと批判し否定する猿比古。最初は猿比古なりにハッパをかけているのかと思った。でも今までとは批判の度合いが違う。ここまで言うのは初めてだ。そして自分を「敗者」と言って猿比古相手に怒りをあらわにする宗像さんも予想外。いつも余裕のある態度しか見ていなかったから。こんな姿が描かれるとはなぁ・・・。灰色の王に完敗したことで初めて力の差を眼前に見せつけられて柄にもなく落ち込んでいるってことなのか・・・。猿比古を止める日高。でももちろん止められない。「では降りなさい」。宗像さんの胸の内を表すような指の動き。猿比古に「裏切り者」とついに言ってしまった。その言葉が地雷だとたぶん気付いてて、それでも言ってしまったようにも見える。言葉での追撃を緩めない宗像さん。怒りでサーベルを抜く猿比古。青い上着も脱ぎ捨てて立ち去った。「放っておきなさい」って宗像さんの言葉には諦めとか後悔とか怒りとかいろんな感情が詰まっているように聞こえて、なんかもう何といえばいいのか。すぐに草薙さんのところにも猿比古行方不明が知らされた。淡島さんもどれだけ19歳に頼っていたんだよ・・・。

ここまで猿比古の活躍がほとんどなく、ちょっと意外だなとは思っていた。こうゆう展開だったからなのか~・・・。Cパート。夜の街をひとり歩く猿比古。取り出したタンマツには緑に発光するjungleのサイトが。小説ロスモワとも繋がってきた。今までの小説の内容と絡めていろいろと回収していくように思える。次回予告からも展開を想像できるけど、これはちょっと心配になってくるなぁ。王道の展開に進むとは限らないのが「K」という気がするので。



          

K RETURN OF KINGS 第7話

K RETURN OF KINGS 第7話 Kickdown  感想

流のために道を切り開く紫を待ち構える吠舞羅とセプター4。みんなの並びカッコイイ。凄まじい速力でタワー内を突き進む流。その姿を見送り、ひとり感慨深げな磐さん。この人はどんな緑の力の使い方をするんだろう?と、この時点では思っていた。流が黄金の王に戦いを挑んでから9年、迦具都から十数年、との台詞が。これは他の出来事と合わせた正確な時系列を知りたい。それにしても9年も前の話しだったとは。今の年齢が25歳だからその時は16歳かー!どうりで前回の横顔が若いはず。「思えば長い日陰暮らしだった」、磐さんのこの言葉は流のことだと思っていたら、自身の意味も含まれていたとは・・・。

紫はもう自分の役割は終わりとばかりに床を斬り落としてあっさり離脱。クロとスクナの戦いのど真ん中に舞い降りた。撤退に反対するスクナへの紫の態度、甘いばかりではない。「狗朗ちゃんは私が美味しくいただくと決めてるんだから」。すごく紫らしい言葉と仕草。二人はその場から姿を消した。伏見と榎本くんは引き続きシステム面から防御支援。流の力の使い方に疑問を感じるシロ。八田ちゃん、大人になったなぁって毎回感じる。アンナが攻撃担当でこの場に宗像がいないことが気に食わない八田。草薙さんに諫められたけど、それは青の王を選んだかつての相棒への言葉に・・・。八田ちゃんの台詞も口調もいいなぁ。階下から響く轟音。緑の王がすぐそこに近づいてきた!いち早く気づくアンナ。力を解放して迎撃態勢。この場面から流れる劇伴が今までとは全く違うイメージで印象的。獣の爪のような流の力。跳ね返すアンナ。目にも止まらぬ素早さでみんな蹴散らされた。アンナに真っ先に駆け寄る草薙さん。「行く、あいつを止める」。アンナはためらうことも迷うこともなくすぐに流を追う。こうゆうところはやっぱり赤の王だ。赤い翼で空中を飛ぶアンナの姿がなんだか別のアニメのようで新鮮。流は力を開放するとオッドアイの瞳も顔つきも外見がまるで別人。真っ白な服にも意味がありそう。アンナと流の王の力に対する考え方は全く違う。アンナの力は尊さんから受け継いだみんなを守るための大事な力。流は力を持つ者が自分の目的を叶えるために自由に使えばいい、自分のゲームを楽しむための道具のように考えているのかもしれない。心臓から全身に向けて発せられる流の力。アンナもけして負けてない。

ゴール!流が確信して進んだ瞬間、「いいえ、ノーゴールです」。宗像さんの冷静な声と鋭い一撃に出迎えられた。ホームラン状態。天井突き破って月に浮かぶ一瞬、いい絵だ。宗像さんと流の丁寧語で交わされる罵倒合戦がとてもステキでした。二人ともホント一歩も譲らない。石盤に対するやりとりも非常に興味深い。夜空に浮かぶ四本のダモクレスの剣。力を使い果たした流の剣からは先ほどまでの緑の光が消えている。「比水流、あなたはすでに死んでいる人間だ」。ここで流の驚くべき正体が明かされた。迦具都事件に巻き込まれて心臓を失っていた。つまり、その時に王の力に目覚めて(あるいは以前から持っていて)自分の異能で心臓(の機能?)を作って今まで生き永らえてきた、ということなのか。緑の王の力は改変。それをあらためて思わせる。ネコの過去が書かれた「K SIDE: BLACK&WHITE」との繋がり、もう一度読み返したくなる。ネコと流は迦具都事件で人生が変わってしまった、同じ犠牲者であり同じ能力者という共通点が明らかになった。ネコが覚えていないだけで過去に出会っている可能性もあるかもしれない。

こんな状況になっても余裕で落ち着いている流。そして更なる驚きが待っていた。「君と戦うのは俺ではありません」。流の意味深な言葉。草薙さんたちの行く手に立ち込める霧。その中からゆっくり現れる人物。草薙さんがその姿をハッキリ見ることが出来なかったのも今ならわかる。未知のサンクトゥムが発生、ヴァーティカルオーバー。もうひとつの巨大な力が御柱タワー内に出現。空には新たなダモクレスの剣。五人目の王?!!深く濃い霧に包まれる石盤の間。宗像さんがサーベルを一振り、霧が晴れた隙間から姿を現したのは・・・。宗像さんのスラリとした後ろ姿が美しい。宗像さんの前に現れた磐さん。その正体は飲んだくれのjungleの幹部ではなかった。第六王権者、灰色の王!!自分でも全く予想外の展開で本当に驚いた。今まで姿を現さなかった第六王権者が2期で登場するなら終盤、しかも以前から女の人だと予想していた・・・。これはいろいろわからなくなってきたー!